「賞味期限が切れちゃったコーヒー豆、どうしよう…」「コーヒーかすって、捨てるだけなのかな?」そんなふうに思ったことはありませんか?
じつは、古くなったコーヒー豆や飲み終わった後のかすには、びっくりするほどたくさんの使い道があるんです。
この記事では、捨てるなんてもったいない!という気持ちを込めて、コーヒー豆やかすを暮らしに活かすやさしいアイデアをたっぷりご紹介します。
中学生でも分かるくらい、やさしく、楽しくお伝えしますので、最後まで読んでみてくださいね。
コーヒー豆の保存方法
まずは、コーヒー豆を長持ちさせるための基本から。おいしさを保つには、次の3つのポイントをおさえましょう。
- 密閉できる容器に入れて、空気をシャットアウト
- 湿気の少ない、涼しい場所に置く
- 長期保存するなら、冷凍庫もおすすめ
冷凍庫に入れるときは、1回分ずつ小分けしておくと使いやすいですよ。
コーヒーかすを再利用する6つの方法
1. 消臭剤として大活躍!
コーヒーかすを乾かして、ティーバッグや布袋に入れれば、簡単に消臭剤に早変わり。
使える場所はこんなにあります
- 靴箱の中
- トイレ
- 冷蔵庫
- クローゼット
おすすめは、小さな袋に入れてリボンをつけること。かわいく飾れてちょっとしたインテリアにもなります。
2. 植物の栄養に!肥料として使う
乾かしたコーヒーかすは、庭やプランターの土にまぜると栄養たっぷりの肥料になります。
そのまままくとカビが生えることもあるので、できれば米ぬかや落ち葉と混ぜて発酵させるのがおすすめです。
植物もぐんぐん元気になりますよ。
3. ゴキブリや虫の対策にもなる
意外かもしれませんが、乾燥させたコーヒーかすは虫よけ効果も期待できます。
ただし注意が必要で、湿ったまま置くと逆に虫が寄ってくることもあります。必ず乾かしてから使いましょう。
置くのにおすすめの場所
- シンクの下
- 冷蔵庫の裏
- 玄関や窓辺
乾燥させたコーヒーかすを使ってゴキブリが出なくなったという体験談も多くあります。
ティーバッグに入れておくと片付けもラクです。
4. 除草剤としても活用できる
実は、コーヒーかすに含まれる成分が雑草の育ちをおさえてくれるんです。
草がよく生える場所に薄くまいておけば、ナチュラルな除草剤として役立ちます。ただし、他の植物に影響が出ないように、慎重に使いましょう。
5. キッチンの油汚れもスッキリ!
コーヒーかすは、油汚れを落とすのにも使えます。
フライパンやお鍋にこびりついた汚れの上に、冷ましたかすをのせてスポンジでこすれば、粒のザラザラ感で汚れが取れやすくなります。
最後は洗剤とお湯でしっかり洗い流してくださいね。
6. フェイシャルスクラブにして美肌ケア
コーヒーかすには、角質を落としたり血行をよくしたりする働きがあります。
【簡単なスクラブの作り方】
- コーヒーかす:1/4カップ
- ココナッツオイルかオリーブオイル:大さじ2
- はちみつ(あれば):大さじ1
よく混ぜて、洗顔後のお肌にやさしくなじませて使ってみてください。
そのあとはぬるま湯で流して、いつものスキンケアをすればOKです。お肌も気持ちもスッキリしますよ。
コーヒーかすの乾燥方法4選
コーヒーかすは、再利用するときに湿ったままだとカビや虫の原因になるので、しっかり乾かすことが大切です。
ここでは、簡単にできる4つの乾燥方法をご紹介します。
1. 天日干し
新聞紙などに広げて、日なたで自然乾燥させます。こまめに混ぜるとムラなく乾きます。
2. オーブン
クッキングシートの上に広げ、100℃ほどの低温で10分ほど加熱します。焦げないように様子を見ながら加熱してください。
3. 電子レンジ
耐熱皿に広げて、600Wで1分加熱。その後よく混ぜて、30秒ずつ数回追加加熱。完全に乾くまで繰り返します。
4. フライパン
弱火で5〜10分ほど炒めると乾燥できます。焦げやすいので、常にかき混ぜながら炒めましょう。
注意してほしいこと
- 排水溝には流さないでください。詰まりの原因になります。
- スクラブとして使った後は、ティッシュなどで軽くふき取ってから洗い流しましょう。
まとめ
コーヒー豆やかすは、ただ飲んで終わりじゃなくて、暮らしの中でもう一度役立てることができる素敵な素材です。
消臭・肥料・虫よけ・お掃除・美容など、アイデア次第でいろんなシーンに活用できます。
「ちょっと試してみようかな?」という気持ちが、エコな暮らしの第一歩になるかもしれません。
次にコーヒーを飲んだあと、ちょっと手を加えて、生活の中で再利用してみませんか?
やさしく、かしこく、コーヒーと付き合っていきましょう。
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